会社設立サポーターTOP > 会社設立Q&A > 設立前のチェックポイント > 会社設立のメリット > 個人財産を確保できる
以前述べた有限責任とも関連しているのですが、法人の資本金は経営者の個人資産とは区別されていることもメリットと言えます。なぜかというと、個人事業は事業資金と個人の資産の区別がないため、さまざまな弊害があるからです。
例えば、事業主が離婚した場合、事業資金も財産とみなされ、財産分与されることになります。また、事業主の財産を相続する場合も全て相続財産とみなされてしまい、事業の継続が困難になってしまいます。
会社設立をすれば、法人の資金は経営者個人の資産とは区別されるため、経営者自身にトラブルが発生したとしても、法人の資産は他人が勝手に持ち出すことはできなくなるのです。